法律事務所FORWARDの口コミ評判は?【2025年7月最新】依頼する場合の費用や相談方法について解説

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債務整理をしようと考えていろいろな弁護士・司法書士を探していても、あまりにも数が多すぎてどの事務所が良いかわからないという方も多いでしょう。

債務整理に強みを持つ事務所に法律事務所FORWARDがあるのですが、法律事務所FORWARDとはどのような事務所で、債務整理の相談・依頼には適しているのでしょうか?

そこで本記事では法律事務所FORWARDについての口コミや評判、依頼する場合の費用や相談・依頼のための方法について解説します。

この記事の目次

法律事務所FORWARDとは

法律事務所FORWARDとは、東京都渋谷区にある、保坂康介弁護士が代表を務める法律事務所です。

法律事務所FORWARDの概要

法律事務所FORWARDの概要は次の通りです。

名称 法律事務所FORWARD
代表弁護士 代表弁護士・保坂康介弁護士(第一東京弁護士会所属
所在地 〒150-0044

東京都渋谷区円山町5-3 MIEUX渋谷ビル3階

事務所開設 2014年10月1日
営業時間 平日 10:00〜18:00

※事前に予約すれば土日祝にも対応

取り扱い業務
  • 債務整理
    • 任意整理
    • 自己破産
    • 個人再生
    • 過払い金請求
  • 法人の法律問題
    • 企業法務 / リーガルチェック
      • リーガルチェック
      • 株主総会や取締役会についての準備と手続
        知的財産(法的手続、管理)や商標調査
      • 顧問業務
    • 法律的な事項に関する相談業務
      • 契約書のリーガルチェック・作成
      • 相手方への送付文書作成
      • 簡易な交渉業務
      • 簡易な調査業務
    • 倒産手続き / 民事再生・破産
      • 任意整理
      • 破産
      • 会社更生手続き
      • 民事再生手続き
      • 特別清算手続き
    • その他
      • 建設・不動産に関する対応
      • 債権回収
      • 労務に関する問題
  • 個人の法律問題
    • 離婚・男女問題
      • 婚約破棄
      • 浮気や慰謝料問題養育費や親権争い
    • 遺言・相続
      • 遺言の作成や撤回
      • 相続問題
    • スポーツ選手のための法務
      • 顧問対応
      • プライベートのリスクマネジメント
      • チームやスポンサーとの契約や交渉
    • その他
      • 不動産賃貸に関する紛争
      • 交通事故トラブル
      • 労働問題
      • 少年事件

法律事務FORWARDは、2014年に東京・渋谷区で代表保坂康介弁護士によって設立された法律事務所です。

代表保坂康介弁護士は弁護士登録から11年以上経過しており、債務整理はもちろん企業に関する法律問題(企業法務)・個人に関する法律問題(個人法務)に広く精通している弁護士で、債務整理の手続きの一つである自己破産における破産管財人としての経験が豊富な弁護士です。

心理カウンセラー資格を有しており、相談者には丁寧なカウンセリングが期待できます。

また、心理カウンセラー資格と弁護士としての仕事術を活かした「心理カウンセラー弁護士が教える 気弱さん・口下手さんの交渉術」という書籍の著者であり、任意整理や裁判所との交渉で有利になることが期待できます。

さらに、破産管財人の経験が豊富であることから、特に自己破産・個人再生といった法的な債務整理手続きに強みがある上に、手続き中に離婚・相続などのイレギュラーな事態が発生した場合や、法人・個人事業主の債務整理にも強みを発揮しています。

「法律事務所FORWARD(フォワード)」という名称は、法律問題という壁が立ちふさがった顧客に対して、壁を突き抜けて共に前に進むという意味の「FORWARD」という英単語に由来します。

人生は一度きり。その一度きりの人生を、「明るく」「元気に」「前向きに」日々、生きていくことが出来たら、これほど幸せなことはありません。

しかし、実際には、それぞれの過程で様々なトラブルがあり、皆さんの前に壁として立ちはだかることがあります。この壁の前に、多くの方は精神的に疲れてしまい、いつしか明るさや元気を失い、考え方まで後ろ向きになってしまう方もおられます。

私は、そうした壁(事件)に皆さんとともに対峙し、皆さんの利益のため全力でこの壁を突き抜け、共に前へ進む弁護士でありたいと願っています。

「前へ」や「前進」という意味で使用される「FORWARD」という英語がありますが、私の理念をまさに表していると思ったことから、弊事務所名を「法律事務所FORWARD」とすることと致しました。

引用:事務所案内|法律事務所FORWARD

法律事務所FORWARDでは下記の方針・コンセプトで業務にあたっています。

方針・コンセプト
1. 相談・カウンセリングの重視
依頼者の話をじっくりと聞き、事件のバックボーンについてまで理解を深める。

2. 解決までの方向性について依頼者への説明
依頼者からの話を聞いて、裁判あるいは交渉でどのような法律構成を用いるか、どういった主張をして、どのような証拠を提出するかを考え抜き、これを踏まえた事件解決に至るまでの点と線を依頼者に説明することを心掛ける。

3. 事件処理中における依頼者への報告・連絡
事件の進捗については、依頼者にしっかりと知らせるようにする。

引用:事務所案内|法律事務所FORWARD

債務整理においては、相談者・依頼者の話を聞かず、依頼者への説明や、事件処理中の依頼者への報告・連絡が適切に行われないことも多いのです。

法律事務所FORWARDでは、そのような心配がなく、依頼者に寄り添った債務整理を期待できます。

法律事務所FORWARDの評判・口コミ

法律事務所FORWARDの評判・口コミについて確認しましょう。

Googleクチコミの星の数は5.0

法律事務所・司法書士事務所の評判を検討するための一つの指標として、Googleクチコミの星の数があります。

法律事務所FORWARDのGoogleクチコミの星の数は5.0と最高の評価を得ています(2025年7月7日現在)

もっとも、クチコミの数が2件と、他の事務所と比較しても少なく(例:司法書士法人中央事務所は642件もあります)、これだけで評価を検討するのは尚早かもしれません。

法律事務所FORWARDの良い口コミ

法律事務所FORWARDの良いクチコミには次のものがあります。

まだ若いのに複数社から借金してしまい、どうにもならず相談しました。
最初は不安でしたが、カウンセラー資格を持つ弁護士さんが親身になって話を聞いてくれて、気持ちも落ち着きました。
電話対応もとても丁寧で、専門用語もかみ砕いて説明してくれたのでアホな自分でもよく理解できました。
手続きの進捗もこまめに連絡してくれて、不安なく任せられました。
同じように悩んでる人にはぜひ相談してみてほしいです。おすすめです。

Googleクチコミ

このクチコミは、若くして多重債務に陥って債務整理の依頼をした人のクチコミで、電話対応の丁寧さ、弁護士が親身に相談に乗ってくれること、専門用語でもわかりやすく説明してくれること、手続きの進捗もこまめに連絡してくれることを評価しています。

他事務所のクチコミを見ると、電話応対の態度や、弁護士・司法書士が横柄であるなどで、相談を躊躇するようなクチコミが寄せられることがあります。

また、途中経過がわからない、説明内容がわからない、といった不満を見ることも多いです。

法律事務所FORWARDではこのような不満を抱えずに手続きを進められるでしょう。

法律事務所FORWARDの悪い口コミ

法律事務所FORWARDの悪い口コミには次のものが挙げられます。

何を入力しても「詳細をお伝えしますので、下記ご記入をお願い致します。」
法律事務所FORWARDだそうですが。。
X(旧:Twtter)

詳しい内容が不明なのですが、ホームページから入力をしようとした際の内容に不満そうなXのポストが投稿されていました。

詳細が不明でこれによってなにか被害があったなどの報告はないため、あまり気にする必要はないでしょう。

法律事務所FORWARDの弁護士費用

法律事務所FORWARDでは、債務整理に関する費用が明確かつ業界でも比較的リーズナブルに設定されています。

分割払いや後払いにも対応しており、経済的な余裕がない方にも配慮された料金体系です。

法律相談料 無料
任意整理 着手金:1社あたり5,500円

解決報酬金:1社あたり11,000円~

減額報酬:11%

過払い金請求 着手金:5,500(完済過払い金については着手金は0円~)

解決報酬金:1社あたり11,000円~

過払金報酬金:返還額に対して22.0%

自己破産 330,000円~
個人再生 住宅資金貸付条項無の場合:330:000円
住宅資金貸付条項付の場合:330,000円

※費用はいずれも税込み

法律事務所FORWARDの弁護士費用、特に任意整理の着手金は5,500円~となっており、債務整理を行っている弁護士・司法書士の中でもトップクラスの安さです。

法律事務所FORWARDに債務整理を依頼するメリット

法律事務所FORWARDに債務整理を依頼するメリットには次のものが挙げられます。

任意整理の費用がとにかく安い

法律事務所FORWARDに債務整理を依頼するメリットの一つに、任意整理の費用がとにかく安いことが挙げられます。

サイナビがおすすめする他の弁護士・司法書士と比べてみましょう。

事務所名 任意整理の費用
法律事務所FORWARD 相談料:無料

着手金:1社あたり5,500円

解決報酬金:1社あたり11,000円~

減額報酬:11%

はたの法務事務所 相談料:無料

着手金:無料

解決報酬金:1社あたり22,000円

減額報酬:11%

ベリーベスト法律事務所 相談料:無料
手数料:負債額に応じて応相談
報酬金:1社あたり22,000円
減額報酬:減額の11%
事務手数料/1件 44,000円
アディーレ法律事務所 相談料:無料

基本費用:47,300円
※債権者から提訴されている場合は、69,300円

報酬金:1社あたり22,000円

減額報酬:11%

東京ロータス法律事務所 法律相談:無料

着手金:1社あたり22,000円

解決報酬金:22,000円

減額報酬:11%

1件につき諸費用¥5,500

※税込

着手金と解決報酬金の合計が1社あたり16,500円とサイナビで把握している事務所の中でももっとも最安値で任意整理を提供しています。

そのため、任意整理をとにかく安く済ませたい人にぴったりです。

破産管財人という経験・カウンセラー資格が魅力

法律事務所FORWARDでは、代表弁護士が破産管財人・カウンセラー資格を有しており、他の事務所と一線を画しています。

破産管財人とは、破産手続きにおいて裁判所から選任され、調査や債権者への配当を行う職務を行う人のことをいいます。

破産管財人としての経験が豊富であるということは、自己破産手続きにおける法律や運用について精通していることを示します。

そのため、裁判所への申立てをする自己破産・個人再生について非常に詳しいといえます。

また、カウンセラー資格を有して交渉術に関する書籍を執筆していることから、債権者との交渉を本質とする任意整理・過払い金請求でも強みを発揮するでしょう。

弁護士であり債務整理における制限が無く様々な法的問題に対応が可能

法律事務所FORWARDに債務整理を依頼するメリットとして、弁護士であることと取り扱い領域が広いことから、様々な法的問題に対応できることが挙げられます。

債務整理は弁護士だけではなく司法書士も行っていますが、司法書士は任意整理では140万円まで、自己破産・個人再生では書類作成のみで代理人としての地位を有しません。

そのため、任意整理の上限額や自己破産・個人再生で手続き上の制限があります。

特に、自己破産では裁判所によっては同時廃止・少額管財が使えなかったり、個人再生では必ず個人再生委員が選任されるなどするため、手続き費用が余計にかかることが想定されます。

また、法律事務所FORWARDでは、離婚などの男女トラブル・相続・交通事故その他個人に関する法的なトラブルや、法人の債務整理などにも対応しています。

債務整理とともに離婚や養育費トラブルが発生した場合や、個人事業主・法人の代表者による債務整理にも対応が可能です。

法律事務所FORWARDに債務整理を依頼する場合の方法

法律事務所FORWARDでは、債務整理の相談・依頼を複数の方法で受け付けています。初回の相談は無料で、匿名相談にも対応しているため、まずは気軽に連絡できるのが特徴です。

電話で申し込む

最もスムーズに相談を進めたい方には、電話での申し込みがおすすめです。

受付時間は平日10:00~18:00となっており、専門の担当者が債務の状況をヒアリングしたうえで、どの債務整理手続きが最適かを案内してくれます。

希望すれば弁護士と直接話すことも可能です。

平日に時間が取れない場合でも、その他の時間に相談希望である旨を相談してみましょう。

また、電話相談後に必要書類の送付や本人確認を行うことで、正式な受任手続きへと移行します。分割払いや後払いの希望がある場合も、この段階で相談できます。

メールで申し込む

忙しい方や電話に抵抗がある方は、公式サイトにメールフォームが設置されているので利用してみましょう。

メールフォームに必要な情報を入力し送信すると、メールで相談に関するやりとりをすることができます。

いずれWEB会議や直接訪問して相談しなければなりませんが、簡単な質問であれば返答してくれる可能性もあります。

法律事務所FORWARD以外に債務整理の相談をおすすめする事務所

法律事務所FORWARD以外にも相談をしたい、依頼を検討したい場合におすすめの事務所をご紹介します。

はたの法務事務所

引用元:はたの法務事務所

  • 相談件数20万件以上の実績
  • 相談料が完全無料
  • 全国出張相談が無料
  • 費用の分割払いが可能
  • 女性専用の無料ダイヤルあり

はたの法務事務所は、司法書士としてのキャリアが27年以上に及ぶ熟練の司法書士が在籍し、これまでに対応してきた相談件数は20万件を超える実績豊富な事務所です。

拠点は東京と大阪に構えていますが、全国どこでも出張相談に無料で対応しており、相談料自体もかかりません。

さらに、女性専用の相談窓口も設けられており、利用者の立場に立ったきめ細かなサービスが特徴です。

債務整理は手続きの種類によっては高額な費用が発生することもありますが、はたの法務事務所では分割払いに応じてくれるため、費用面に不安を抱える方でも安心して利用できる点が大きな魅力です。

中でも任意整理の取り扱い実績が豊富で、無料で使える借金減額シミュレーターも充実しています。匿名で手軽に借金状況を確認できるため、初めて債務整理を検討する方にもぴったりです。実際の口コミでも「迅速に対応してくれた」「対応が丁寧だった」といった声が多数寄せられています。

はたの法務事務所の口コミ・評判や費用や、「詐欺」「最悪」などの噂、依頼する場合の費用について調査した下記ページも参考にしてください。

弁護士法人みやび

弁護士法人みやびは、借金問題を得意とする法律事務所で、平成21年の開設以来、これまでに4,000件を超える相談・対応実績を誇ります。15年以上にわたり、債務整理の分野で多数の案件を手がけてきた信頼と経験があります。

代表の佐藤秀樹弁護士は、慶應義塾大学法科大学院の実務ゼミで講師を務めるなど、教育の現場でも活躍している人物です。慶應義塾大学法学研究所でも講義を担当しており、法律実務のプロフェッショナルとして高い評価を受けています。

相談の受付時間は朝10時から夜8時までと幅広く、土日祝にも対応しているため、仕事で平日が忙しい方でも相談しやすい環境です。とくに任意整理に関しては、債務が少額の方や経済的に厳しい方への配慮として着手金0円~のプランが用意されており、費用倒れを防ぎつつ現実的な解決を目指せる仕組みが整っています。

弁護士法人みやび|公式サイト

弁護士法人オーガスタ

画像引用:弁護士法人オーガスタ公式サイト

  • 法律相談が無料
  • 年間44,000件もの法律相談実績(2022年6月~2023年5月までの実績)
  • 料の減額診断あり
  • 支払総額が減額できた人は80%以上(2022年1月~2022年12月までの実績)

弁護士法人オーガスタは、東京都を拠点とする法律事務所です。所属する弁護士は4名おり、それぞれ異なる専門分野を担当しているため、債務整理をはじめとして多岐にわたる法律問題に対応できる体制が整っています。

同事務所は、年間で44,000件という膨大な法律相談の実績があり、その豊富な経験が大きな強みとなっています。相談料は無料となっており、実績豊富な弁護士に費用の心配なく相談したい方にとって、非常に利用しやすい事務所です。

司法書士法人 赤瀬事務所

引用元:司法書士法人 赤瀬事務所

  • 事前予約で休日・時間外の対応も可
  • 全国出張可能(出張費、交通費等は別途発生)
  • 初回相談が無料
  • 借金問題の相談実績数50,000件以上

司法書士法人 赤瀬事務所は、2020年開業と比較的新しい事務所ではありますが、司法書士としてのキャリアは長く、借金問題は50,000件の実績があります。

3人の司法書士が在籍しているため、スムーズに対応してもらいやすいでしょう。

事務所は大阪にありますが、全国出張も可能ですし、無料相談もあるので依頼のしやすさが魅力と言えます。

司法書士法人 赤瀬事務所

債務整理とは

なお、参考までに債務整理とはどのようなものかおさらいしましょう。

債務整理とは、借金の返済が困難になった人が、法的・私的な手続きによって借金の減額や支払方法の変更、あるいは免除を目指す制度の総称です。

大きく分けて「任意整理」「自己破産」「個人再生」の3種類があります。

いずれも債務者の生活再建を目的とした制度であり、状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。

債務整理を行うことで、借金の返済額が減ったり、支払いの督促が止まったりするため、多重債務や長期延滞に悩む人にとっては有力な解決手段となります。

ただし、それぞれの手続きにはメリット・デメリットがあり、信用情報(いわゆるブラックリスト)に登録されるなどの影響もあります。

そのため、どの方法を選ぶかは専門家と相談しながら慎重に判断することが大切です。

任意整理とは

任意整理とは、裁判所を通さずに、債権者(消費者金融・クレジット会社など)と直接交渉して、借金の減額や将来利息のカット、分割払いの条件緩和を行う手続きです。

3年~5年の分割返済が一般的で、債権者との合意が成立すれば、その内容に従って返済を継続します。

自己破産のように財産を失うリスクがなく、家族や職場にも知られにくい点がメリットです。

主に安定した収入があり、借金総額がそれほど大きくない場合に適しています。

一方、元本は基本的に減らないため、返済能力が極端に低い人には向いていません。

また、信用情報に5年程度の事故情報が登録されるため、その間は新たな借入やクレジット利用が制限されます。

自己破産とは

自己破産とは、裁判所に申立てを行い、借金の返済義務を原則すべて免除(=免責)してもらう法的な制度です。

支払不能(借金が多すぎて返済できない状態)であることが前提となり、生活に最低限必要な財産を除いてほとんどの資産が処分されます。

ただし、免責が認められれば、借金から解放され、生活再建のチャンスが得られます。

注意すべき点は、「免責不許可事由」とされるギャンブルや浪費などの原因があると、裁判所の判断によって免責が認められない可能性があることです(ただし、裁量免責が出るケースもあります)。

また、官報に氏名が掲載され、一定の職業(警備員・保険外交員など)には就けなくなる制限も一時的に生じます。

しかし、現実的に支払いが困難な場合には、最も根本的な解決方法です。

個人再生とは

個人再生とは、裁判所を通じて借金を大幅に減額し(最大10分の1)、原則3年かけて返済していく手続きです。最大のメリットは、「自己破産とは違い住宅ローンを除外できる=マイホームを手放さずに済む可能性がある」点です。住宅ローン特則の利用により、家を守りながら借金の整理ができるため、持ち家のあるサラリーマンや自営業者に人気があります。

ただし、一定の安定収入が必要で、再生計画に基づいて継続的な返済を行うことが前提となります。また、手続きが複雑で、提出書類や必要な情報も多いため、弁護士に依頼するケースが一般的です。信用情報には約5~7年の事故情報が登録されますが、破産よりも社会的信用を維持しやすい手続きと言えるでしょう。

どの債務整理手続きが向いているかの判断方法

債務整理には「任意整理」「自己破産」「個人再生」の3つの方法がありますが、どの手続きが最適かは、借金の総額・収入状況・財産の有無・家族構成などに応じて判断する必要があります。

まず、安定した収入があり、借金を3~5年で返せる見込みがある場合は、任意整理が現実的です。

利息カットによって返済負担を減らせ、財産を失うこともありません。

一方、収入がなく返済の目処が立たない、もしくは借金総額が年収を大きく上回っているような場合には、自己破産が選択肢となります。

借金の免除が認められれば、生活を立て直す大きな一歩になります。

財産がある場合は「管財事件」になり、破産管財人がつく点に注意しましょう。

もし「家は手放したくないが借金は重すぎる」という方は、個人再生が適しています。

住宅ローンを守りつつ、借金全体を大きく圧縮できるためです。

また、警備員や保険外交員、宅建士など資格制限をされると困る人にも個人再生は向いています。

ただし、裁判所の認可や継続収入が必要となるため、手続きの煩雑さや時間的余裕も考慮する必要があります。

どの手続きがその人に合っているかは、その人の債務の額や収支から導き出される返済可能額などにもって変わるので、弁護士・司法書士に相談して判断してもらうことをおすすめします。

債務整理の流れ

債務整理は借金問題を解決するための法的手続きですが、いずれの方法でも「相談 → 手続き → 解決」の流れが基本です。

ただし、手続きの種類によって所要時間や必要書類、関与する機関(裁判所の関与有無など)が異なります。

ここでは「任意整理」「自己破産」「個人再生」の流れをそれぞれ紹介します。

任意整理の流れ

任意整理の流れは次の通りです。

相談・依頼

弁護士や司法書士に相談し、正式に依頼。債権者へ受任通知が送られると、督促や返済がストップします。

債権調査・交渉準備

借入先ごとの残債務や利息を確認し、返済可能な条件を検討。貸金業者からの取引履歴を取り寄せて、過払い金の有無もチェックします。

和解交渉・合意

代理人が各債権者と交渉し、将来利息のカットや返済期間の延長を目指します。合意内容は和解契約書として文書化されます。

返済開始

合意内容に従って、通常3~5年の分割返済が始まります。返済は代理人を通して行われることが多く、毎月一定額を支払います。

任意整理は裁判所を通さないため手続きが比較的簡易で、1~3か月程度で和解成立となるケースが多いです。

自己破産の流れ

自己破産の流れは次の通りです。

相談・準備

弁護士に相談し、申立書類の準備を開始します。

家計簿、収支状況、財産・債務の一覧など、多くの書類が必要です。

破産申立て

地方裁判所に破産申立書を提出します。

本人が一度は裁判所への出頭しなければならない場合があります。

破産手続きの開始決定

財産がない場合は同時廃止事件、ある場合や免責不許可事由がある場合は管財事件となり、破産管財人が選任されます。

債権者集会(※管財事件のみ)

破産管財人が財産調査・換価を行い、債権者集会で報告します。債権者の意見もこの場で確認されます。

免責許可決定・確定

問題がなければ借金が帳消しになり、生活再建が可能となります。申立てから完了までは通常3~6か月、管財事件では半年以上かかることもあります。

個人再生の流れ

個人再生は次の流れですすみます。

相談・受任

弁護士に依頼して受任通知を送付します。

債権者からの取立ては貸金業法によって一時停止します。

申立準備・書類収集

収入証明、財産一覧、債権者一覧表など、裁判所への提出書類を揃えます。

住宅ローン特則を使う場合は住宅ローンの明細も必要です。

個人再生申立て

地方裁判所に個人再生を申し立てます。

申立て後、再生委員が選任されることもあり、打ち合わせが必要です。

再生計画案の提出・認可

今後3年間でどのように借金を返済するかを示す「再生計画案」を作成。裁判所と債権者の認可が得られれば正式にスタートします。

返済開始

再生計画に基づき、原則3年(最長5年)で分割返済を続けます。住宅ローンを残しながら他の借金を圧縮できるのが大きな特徴です。

個人再生は手続きが複雑で時間もかかりますが、家や資産を守りながら借金を大幅に減らせる有効な手段です。

まとめ

法律事務所FORWARDは、債務整理に強みを持つ弁護士事務所として、対応の丁寧さや費用の明確さで高い評価を得ています。

破産管財人の経験およびカウンセラー資格を持つ弁護士によるサポート体制は、金に悩む方が一歩を踏み出しやすい環境が整っている点が大きな魅力です。

口コミは多くないものの良い口コミが寄せられており、安心してまかせることができるでしょう。

ただし、法律事務所FORWARD以外にも、費用面やサポート体制で優れた弁護士・司法書士は存在します。

「はたの法務事務所」や「みやび法律事務所」などは費用の安さと相談しやすさで人気があり、「オーガスタ」や「赤瀬事務所」は専門性・誠実対応に定評があります。

これら複数の事務所に相談してみて、いろんな意見をもらい、自分と合う事務所を見つけることをおすすめします。

借金問題は一人で悩まず、早めに専門家へ相談することが解決の第一歩です。

まずは無料相談を利用し、自分に合った事務所を選ぶことをおすすめします。

監修者:司法書士法人ABC メディア担当

我々ABCアライアンスグループのミッションは「専門家業界に蔓延る(はびこる)常識と、利用者ニーズとのミスマッチを解消する。」を掲げ、縦割行政の生み出した、この日本の複雑な専門士業制度による分かりにくいサービス区分けを「もっと分かりやすく、もっと便利に」をモットーに様々な事業を展開しております。

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