大手消費者金融の審査に落ちた!理由は?借りれる中小の消費者金融はどこ?

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「大手の消費者金融に申し込んだのに審査に落ちた…」そんな経験は誰にでも起こり得ます。

審査落ちには必ず理由がありますが、それを知れば次の一手が見えてきます。

本記事では、消費者金融の審査の仕組みを解説するとともに、大手に落ちた場合でも利用可能な中小の消費者金融を紹介。

再チャレンジを検討する人にとって、失敗をチャンスに変えるための実践的な情報をお届けします。

この記事の目次

消費者金融の審査とは

消費者金融の審査とは、貸付を申し込んだ人が本当にお金を返せるかを判断するためのプロセスです。

審査を通じて、安定した収入があるか、過去に金融トラブルがないかなどをチェックします。

これは貸し倒れのリスクを避けるためであると同時に、利用者自身が無理な借金をしないよう守る目的もあります。

つまり、審査は金融機関と利用者双方にとって必要なものです。

消費者金融が審査をする理由

消費者金融が審査を行うのは、貸したお金がきちんと返されるかどうかを確認するためです。

万が一返済されなければ、貸金業者の経営に直接的な損失が生じるため、返済してもらえないリスクの管理は必須です。

また、法律上も「貸金業法」により年収の1/3以上の貸付が禁じられており(総量規制)、利用者を多重債務から守るためにも審査が求められています。

審査は金融の健全な運用を支えるための仕組みです。

消費者金融の審査ではどのようなことを見ているのか

審査では、申込者がどれだけ信頼できるか、多角的に判断されます。

特に注目されるのは「申込条件に合っているか」「収入に見合った返済ができるか」「他社からの借入がどれだけあるか」「過去に金融事故を起こしていないか」といった点です。

これらの項目がバランスよくクリアできているかどうかが、審査通過のカギです。

そこで、各ポイントについてさらに詳しく見ていきましょう。

申込条件に合致しているか

消費者金融では、年齢や雇用形態などの「申込条件」に合致しているかが最初のチェックポイントになります。

多くの業者は「20歳以上で安定した収入があること」を条件としており、年齢に上限があることもあります。

そして、これを満たさない場合は即座に審査落ちとなる可能性が高いです。

たとえば、専業主婦や無職、高齢者などは、条件を満たしていないとして審査に落ちます。

申し込む前に、自分がその会社の基準に合っているかを確認することが重要です。

自分の属性に合わない会社にいくら申し込んでも無駄打ちになるため、各社の公式サイトなどで募集要項をよく確認しましょう。

返済能力

審査において最も重視される要素の一つが「返済能力」です。

安定した収入があり、生活費などを差し引いた上で借入金を返済できる余裕があるかが問われます。

たとえ年収が高くても、毎月の支出が多ければ返済能力があるとは判断されません。

逆に、収入がそれほど多くなくても、支出を抑えていて返済に十分充てられる場合は、審査通過の可能性が上がります。

勤務先の規模や勤続年数などは、返済しつづける能力をはかるため評価に影響します。

よって、審査前には収入証明書や給与明細など、返済能力を裏付ける書類をしっかり準備することが重要です。

安定性と支払い余力を数字で証明できれば、審査通過に一歩近づけます。

他社の借入状況

現在どれだけ他社からお金を借りているかも、重要な審査ポイントです。

他社からの借入件数が多かったり、借入残高が大きかったりすると「返済能力が限界に近い」と判断され、審査に不利になります。

とくに3社以上から借りている場合は「借金で首が回っていない」と見なされる可能性が高く、かなりのマイナス要素になります。

また、同時期に複数の消費者金融へ申込みをしていると「申込みブラック」として審査落ちするケースもあります。

申し込む前には、自身の借入状況を整理し、可能であれば他社の返済を進めてから申し込むことをおすすめします。

借入件数や残高が少ない方が、審査の印象は良くなります。

事故情報・異動情報の有無

過去に金融事故を起こしているかどうかも、審査においては非常に重要なポイントです。

延滞・債務整理・自己破産などの情報は、信用情報機関に「異動情報」として登録され、いわゆる「ブラックリスト」に載った状態になります。

これがあると、大手の消費者金融ではまず間違いなく審査に通りません。

情報はJICCやCICといった信用情報機関で確認されるため、虚偽の申告も通用しません。

情報は一定期間で削除されますが、それまでの間は審査には不利です。

心当たりがある人は、一度自分で信用情報機関に開示請求をしてみることをおすすめします。

大手消費者金融の審査に落ちた!その理由は?

大手の消費者金融に申し込んでも、審査に通らないケースは決して珍しくありません。

むしろ、大手は審査が比較的厳しめであり、一定の基準に満たなければ機械的に落とされることもあります。

ここではよくある審査落ちの理由について詳しく解説します。

申込条件に合致していなかった

大手の消費者金融では、「年齢20歳以上で安定した収入があること」といった申込条件が設定されています。

この条件を満たしていなければ、他の審査項目にどれだけ自信があっても審査通過は不可能です。

たとえば、学生や専業主婦、アルバイトの勤務時間が極端に短い人などは、安定収入がないと判断されることがあります。

また、年齢の下限・上限に引っかかるケースも見逃せません。

申し込む前に、各社の条件をしっかりと確認し、自分が該当するかをチェックしておくことが大切です。

虚偽の申告を行った

年収や職業、借入件数などを実際より良く見せようとして虚偽申告をすると、審査に落ちる可能性が高くなります。

消費者金融は信用情報機関や在籍確認などの手段を通じて、申告内容が事実かどうかをチェックしているため、不正はすぐにバレます。

虚偽の申告は、単に審査に落ちるだけでなく、その業者の「社内ブラック」に登録される恐れもあります。

つまり、その会社では今後二度と借入ができなくなる可能性があるということです。

審査を突破したいなら、誠実に、正しい情報を記載することが何より重要です。

意図的ではなくてもWeb申込みの入力を間違うことがないように注意もしましょう。

在籍が確認できなかった

在籍確認とは、申告した勤務先で本当に働いているかを確認するプロセスです。

この確認が取れない場合、「収入の裏付けがない」とみなされ、審査落ちとなるケースがあります。

よくあるのが、会社の電話に出る人が事情を知らず「そんな人いません」と答えてしまうケースや、携帯番号しか登録しておらず確認ができない場合です。

在籍確認が不安な場合は、申込後に勤務先へ連絡がある旨を事前に伝えておくとスムーズです。

職場に配慮して個人名で電話をかけてくれる金融機関も多いため、事前に対応可能か確認しておくのも有効です。

返済能力を疑われた

安定収入があっても、収入と支出のバランスから「返済能力が低い」と判断されることがあります。

特に住宅ローンや車のローン、家族の扶養などで月々の支出が多い場合は、余剰資金が少なく返済に不安があるとみなされやすくなります。

また、短期間で職場を転々としている場合も、収入の安定性が疑問視される要因となります。

対策としては、必要に応じて給与明細や課税証明書などを用意し、返済能力を客観的に証明できる状態を整えておくことが大切です。

事故情報・異動情報がある(ブラックリスト)

信用情報に延滞や債務整理などの「事故情報」がある場合、いわゆる「ブラックリスト入り」となり、大手の消費者金融ではほぼ確実に審査に落ちます。

事故情報とは、過去に61日以上の延滞、強制解約、任意整理、自己破産などが発生した場合に、信用情報機関に登録される情報です。

これらは債務整理の手続きに応じて5年~7年、情報として残るため、その間は新たな借入が非常に難しくなります。

事故情報があるかどうかは、JICCやCICといった信用情報機関で本人が確認することができます。

自分がブラック状態かもと感じたら、まずは情報開示を行い、状況を把握したうえで、今後の対策を立てるのが賢明です。

社内ブラックである

「社内ブラック」とは、過去にその会社との間で債務整理や過払い金請求、虚偽申告などのトラブルがあった場合に、社内独自で記録されている情報を指します。

これは信用情報機関には載らないため、外部からは確認できませんが、一度登録されるとその会社では二度と審査に通らない可能性があります。

たとえば、以前に申込後に音信不通になった、契約途中で何らかのトラブルがあったなど、表には出ない情報が原因となるケースです。

そのため、一度問題を起こした会社への再申込は避け、他の金融機関や中小の消費者金融を検討するのが現実的です。

総量規制に抵触した

貸金業法の「総量規制」により、消費者金融からの借入は年収の3分の1が上限とされています。

たとえば、年収300万円であれば、消費者金融から借りられる総額は100万円までです。

すでにこの上限近くまで借入がある場合、新たに申し込んでも審査には通りません。また、複数の会社から借入がある場合は、それらの合計額で判断されます。

総量規制は法律で定められた制限のため、これに抵触した場合はどんなに信用力が高くても審査に通ることはありません。

現時点で上限に達しているなら、借入を減らすか、銀行カードローンなど総量規制対象外の商品を検討するしか方法はないのが現実です。

大手消費者金融の審査に落ちないようにするには

一度審査に落ちたからといって、再挑戦のチャンスがまったくないわけではありません。

大切なのは、なぜ落ちたのかを冷静に分析し、次に向けて対策を立てることです。ここでは、審査通過の可能性を高めるためにやるべき具体的な行動を紹介します。

申込条件に合致しているかを確認する

まず最初に確認すべきは、自分がそもそもその消費者金融の「申込条件」を満たしているかどうかです。

年齢制限、雇用形態、収入の有無など、各社で微妙に異なる条件が設定されているため、事前確認は必須です。

自分が条件外に該当していると、どんなに他の項目で良好な評価を得ていても、審査に通ることはありません。

公式サイトなどで必ず募集要項を確認し、自分の属性が適合しているかを見極めたうえで申し込みを行いましょう。

申込内容は正確に申告する

審査を通過するうえで重要なのが「信用」です。

虚偽の申告は信頼を損なう最たる行為であり、絶対に避けなければなりません。

たとえば、収入を実際より多く申告したり、借入件数を少なく見せようとする行為は、信用情報機関との照合で簡単に発覚します。

その結果、社内ブラックに登録され、二度とその会社で借入できなくなるリスクもあります。

信用を得るためには、正確かつ誠実な情報を申告することが最も基本かつ有効な方法です。

収支に関する書面をしっかり用意する

審査では「本当に返済できるのか?」が問われます。

その根拠を示すために、収入と支出を客観的に証明できる書面の提出が求められることがあります。

代表的なものは給与明細、源泉徴収票、確定申告書、住民税決定通知書などです。

特に個人事業主やフリーランスの方は、収入の安定性を証明するのが難しいため、書類の準備がより重要になります。

提出が不要な場合でも、用意しておけば、万一の問い合わせにもスムーズに対応できます。

一度審査に落ちた場合には間を開けて申し込む

審査に落ちたからといって、すぐに別の会社へ次々と申し込むのは逆効果です。

短期間に複数の申込み履歴が残ると、金融機関側から「資金繰りに困っている」「焦っている」として審査に通りづらくなります。

これを「申込みブラック」と呼び、信用情報に悪影響を与える可能性もあります。

理想的には、前回の申込みから少なくとも1〜3ヶ月程度は間を空け、状況を整えてから再チャレンジするのが望ましいでしょう。

過去に債務整理・過払い金請求をした会社には申し込まない

過去にその会社で債務整理や過払い金請求をしたことがある場合、たとえ現在の信用情報が回復していても、社内記録により審査に落ちる可能性が高くなります。

これは「社内ブラック」として扱われ、一般の信用情報とは別に社内で保持される情報に基づくため、本人が確認する手段はありません。

過去にトラブルがあった金融機関への再申込みは避けるのが無難です。

別の消費者金融、特に過去に取引がなかった会社を選ぶことで、審査通過の可能性を少しでも上げることができます。

なお、ブラックリストは5年~7年で消えるのに対して、社内ブラックについては統一したルールはなく、一生ついてまわる可能性もあります。

総量規制にひっかかっている場合には諦めるしかない

消費者金融は貸金業法に基づき、「総量規制」に従って貸付を行っています。

これは「年収の3分の1を超える借入はできない」という法律上のルールです。

この制限は申込者にとっても強制力があり、いくら信用情報や返済実績に問題がなくても、上限を超えていれば新たな貸付は不可能です。

この場合はどれだけ審査対策をしても意味がなく、借入を増やすことはできません。

まずは既存の借入を減らすこと、もしくは総量規制の対象外である銀行カードローンや公的融資の利用、親族や知人・会社からの借り入れを検討するしかありません。

中小の消費者金融に申込みをしてみる

大手の審査に落ちた場合でも、すべての選択肢が閉ざされるわけではありません。

中小の消費者金融は、大手と比べて独自の審査基準を持っており、過去の事情や現在の状況を個別に見てもらえる可能性があります。

もちろん「審査が甘い」とまではいきませんが、柔軟な対応をしてくれるケースが多いのが特徴です。特に地元密着型の金融業者は、相談次第で借入が可能になることもあります。

大手にこだわらず、視野を広げて中小の会社を検討することが、突破口を開く手段となります。

大手消費者金融の特徴は?

大手消費者金融は、知名度や信頼性、利便性の高さから多くの人が最初に申し込みを検討する選択肢です。

それぞれに異なる特徴があり、自分に合った会社を選ぶことで審査通過の可能性を高めたり、より有利な条件で借入ができたりします。以下に代表的な5社の特徴を紹介します。

アコム

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の大手消費者金融で、信頼性の高さが魅力です。

最短20分審査、即日融資も可能で、初めての利用者には「30日間無利息サービス」が提供されています。

アプリや無人契約機(むじんくん)を使ったスムーズな手続きが可能で、利便性に優れています。

全国にATM提携先があり、返済も手軽です。審査はやや厳しめですが、収入が安定しており信用情報に問題がなければ、安心して申し込める一社です。

アイフル

アイフルは、独立系の消費者金融としてユニークな存在です。

他の大手が銀行系に属する中、自社で柔軟な審査体制を構築しています。

初回利用者には最大30日間の無利息サービスがあり、スマホ完結で申し込みから借入まで対応可能です。

また、女性専用ダイヤルの設置やアプリによる管理機能など、サービス面でも使いやすさに配慮されています。

アイフルは特に、収入や職業に多少不安がある方でも相談しやすいと言われています。

プロミス

プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスが運営する消費者金融で、銀行系ならではの安心感が特徴です。

特にネットサービスに強く、アプリからの申し込みや返済が非常に便利です。

最大30日間の無利息期間もあり、急ぎの借入にも対応可能。三井住友銀行のATMなら手数料無料で利用できる点もメリットです。

審査スピードも速く、勤続年数が短い人やパート・アルバイトでも、一定の収入があれば通過する可能性があります。

レイク

レイク(正確には「レイクALSA」)は、SBI新生銀行グループに属する消費者金融です。

最大180日間の無利息期間(条件付き)など、他社にはない独自のサービスが魅力です。

スマホだけで申し込みから借入まで完結する点や、24時間365日融資可能な体制も特徴的です。

審査基準は比較的スタンダードですが、スピード感や利便性を重視する方には非常に使いやすい会社です。

モビット

モビット(SMBCモビット)は、プロミスと同じくSMBCグループに属する大手消費者金融です。

最大の特徴は「電話連絡なし」「郵送物なし」のWEB完結申込みが可能な点で、家族や勤務先に知られずに借入をしたい方には特に人気があります。

また、Tポイントとの提携などもあり、日常的なサービスとの連携も魅力的です。

ただし、無利息期間の設定はないため、他社より利息面ではやや不利な点もあります。利便性重視のユーザーにはおすすめです。

審査が緩やかでチャンスがあるかもしれない中小の消費者金融

中小の消費者金融は、大手で審査に落ちた人でも貸付を受けられる可能性があります。

中小の消費者金融は差別化のために独自の審査基準を持ち、過去の事情を柔軟に受け入れてくれるケースもあります。

もちろん全員が通るわけではありませんが、対応の丁寧さや親身な相談体制など、大手にはない強みもあります。

以下では、中小消費者金融の特徴や注意点について詳しく解説していきます。

中小消費者金融の特徴

中小の消費者金融は、地元密着型の会社が多く、個別対応に強みを持っています。

大手では機械的に処理されがちな審査も、担当者が一人ひとりの状況を見て判断してくれることがあり、過去に事故情報があっても、現在の収入状況などを見て融資してくれることもあります。

また、必要に応じて面談や電話で事情を聞いてくれるなど、柔軟な運営がされています。

審査に不安がある人や、他社で断られた人にとっては貴重な選択肢となり得る存在です。

審査が独特

中小の消費者金融の審査は、大手と比較して「機械的でない」点が特徴です。

たとえば、書類上の年収や信用情報にやや不安があっても、電話や面談などで本人の人柄や事情を総合的に判断してくれることがあります。

また、相談次第では融資額や返済プランを柔軟に調整してくれるケースもあり、「型にはまらない審査」が期待できます。

ただし、必ずしも通るという保証はなく、あくまで可能性が広がるというスタンスで利用することが重要です。

ただし審査が甘いわけではない

中小消費者金融と聞くと「審査が甘い」と誤解されがちですが、それは誤りです。

むしろ、返済能力や本人の誠実さを細かく見られることが多く、人によっては大手よりも厳しく感じることもあります。

特に、書類の不備や嘘の申告には敏感で、信頼関係が重視されます。

「なんでも借りられる」と期待するのではなく、自分の状況を正直に伝えたうえで、誠実に相談する姿勢が大切です。

甘さではなく柔軟性が魅力なのだと理解しておきましょう。

在籍確認の可能性は高い

中小の消費者金融では、勤務先への在籍確認をしっかり行うケースが多いです。

これは、大手のように情報をデータベース化していない場合が多く、直接の確認がより重視されるためです。

電話での確認は個人名で行われることが一般的ですが、事前に会社に事情を伝えておかないとトラブルになる可能性もあります。

借入を検討しているなら、在籍確認を前提に、勤務先への配慮や準備をしておくことがスムーズな審査通過につながります。

金利は高め

中小の消費者金融は、大手に比べて金利が高めに設定されていることが一般的です。

これは、貸付リスクが相対的に高い利用者にも融資を行うため、リスクヘッジとしてやむを得ない側面があります。

たとえば、年利15〜18%台が多く、大手の低金利キャンペーンや無利息サービスに慣れていると割高に感じるかもしれません。

ただし、急な出費や大手で借りられない状況を考慮すれば、「借りられること自体が重要」という人にとっては現実的な選択肢です。

短期間で完済するなど、計画的に利用すればリスクは抑えられます。

街金との違い

中小の消費者金融と混同されやすいのが、いわゆる「街金」です。

実際には、街金も正規登録された中小の貸金業者である場合が多く、違法な存在というわけではありません。

ただし、街金という言葉は、かつての強引な取り立てや高金利のイメージから、グレーな印象を持たれることがあります。

現在では、登録業者であれば貸金業法に基づき営業しており、総量規制や取り立て規制なども厳格に守られています。

一方、無登録で貸金業を営んでいる「闇金」とは明確に区別されるべきです。

つまり、街金とは「規模が小さく地域密着型の正規業者」であり、違法業者ではないという点を正しく理解しておく必要があります。

おすすめの中小の消費者金融

中小の消費者金融は数多くありますが、その中でも一定の実績や利用者評価が高い会社を選ぶことが大切です。

全国対応している業者の中にも、柔軟な審査と丁寧な対応で評価されている会社が存在します。

ここでは、過去に自己破産や債務整理を経験した方でも相談可能な業者を中心に、安心して利用できる代表的な中小金融業者を紹介します。

それぞれ特色があるため、サービス内容や対応スタイルを比較したうえで、自分に最適な一社を選ぶようにしましょう。

フクホー

大阪に本社を置く「フクホー」は、中小消費者金融の中でも特に有名な業者です。

過去に債務整理や延滞歴がある人でも相談可能で、信用情報だけでなく現状の収入や生活状況を丁寧に確認してくれるのが特徴です。

融資額は初回は50万円程度と控えめですが、最短即日融資にも対応しており、急ぎの資金ニーズにも応えられます。

郵送契約や来店契約が基本となるため、スマホだけで完結したい方には不向きですが、「過去よりも今を見てくれる金融機関」として人気があります。

エイワ

「エイワ」は関東を中心に店舗を展開している中小消費者金融で、対面審査を重視している点が大きな特徴です。

インターネット完結型ではなく、店舗での面談を通じて利用者の人柄や状況を見極めたうえで貸付を行うスタイルをとっています。

融資額15〜50万円程度ですが、収入が少ない人や過去に金融事故があった人にも可能性があるとされます。

ただし、電話や書類だけで完結したい人には不向きなので、「時間をかけてでも借りたい」「相談したい」という人に向いています。

いつも

「いつも(株式会社いつも)」は、全国対応の中小消費者金融で、インターネット申し込みと郵送契約に対応しており、来店不要で借入が可能です。

在籍確認の電話は原則ないほか、郵送物なしやカードが無いといった特徴があります。

最大融資額は500万円ほまで対応可能で、即日融資にも対応可能なことから、急な出費時の選択肢としても有力です。

また、審査通過後の対応が丁寧で、相談しやすいとの口コミも多く、信用情報に不安がある方にとっては心強い一社です。

ニチデン

「ニチデン」は大阪を中心に関西圏で営業している地域密着型の中小消費者金融です。

対面契約が基本で、担当者がじっくりと相談に乗ってくれるスタイルが特徴です。

100日間の利息0円キャンペーンもあり、短期で返済できる場合には利息をかけずに返済することができます。

審査は最短10分、午後2時までの受付なら即日融資も可能で、インターネットで24時間申し込み可能で、店に行かなくても手続きできるので、すぐにお金を用立てたい場合に向いています。

ビアイジ

「ビアイジ」は愛知県を中心に展開する中小消費者金融で、郵送・来店のいずれでも契約可能です。

10万円未満でも18%の利息で済むほか、配偶者が専業主婦で収入が無い場合でも配偶者貸付として貸付を受けられる場合があることが特徴です。

また個人事業主や医療費に特化したローンもあるので、困っている場合には力強い味方です。

口コミの中にはブラックでも借りられたというものもあり、審査に自信が無い方にとって心強いといえます。

まとめ

本記事では大手消費者金融の審査に落ちてしまった場合について解説しました。

大手消費者金融の審査に落ちてしまっても、資金調達の道が完全に閉ざされるわけではありません。

審査に落ちた原因を正しく理解し、条件や信用情報を見直すことで、再チャレンジの可能性は十分にあります。

また、中小の消費者金融は、独自の審査基準や柔軟な対応により、大手では対応できないニーズにも応えてくれる選択肢です。

大切なのは、無理のない返済計画を立てたうえで、自分に合った借入先を選ぶこと。

冷静に比較・検討することが、安心してお金を借りるための第一歩です。

監修者:司法書士法人ABC メディア担当

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